新しい年の初めに、良き一年を祈願する初詣。三浦七福神を祀る各寺社では、正月の一ヶ月間、各尊の祀られる厨子の扉を開き、皆様の開運を祈願します。
例年、県内外より多数の参拝者が訪れます。純粋な信仰でお参りの方を始め、観光を兼ねてお参りになる方や、家族連れでお参りになる方、種々様々です。 なかには、三浦市一周、全 24Km を歩いてお参りになる方もおり、純粋な信仰心で、巡礼本来の歩いて巡るということを実践される姿は、清々しく、明るく輝いてみえます。
物質的に恵まれた現代では、神仏に祈らざるとも、病気になってもすぐに薬が買え、欲しいものも手に入り、ただ座っているだけでどこへでも行けるようになりました。その反面、心は置き去りにされ、不安を抱く人々が増えているのも事実です。物質という、自分以外の「他の力」に頼り生活していると、心の力はどんどん弱くなってしまいます。「祈ること」「歩くこと」─それは、人間本来が持つエネルギーであり、心を育て成長させ、生きているということを実感することにも繋がります。
当三浦七福神では、少しでも多くの方に、「祈ること」「歩くこと」を通し、心の力を育てていただきたいとの思いにより、当徒歩巡拝用のガイドブック出版に至りました。 写真付きの詳細地図やモデルコースなど、初めて巡拝される方必携の一冊となっております。ぜひ巡拝のご計画にお役立て下さい。
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